あらきまいさんを観に横浜ロック座へ

 前回の大和ミュージックに引き続き、あらきまいさんを観に、今回は、同じ神奈川県にある横浜ロック座へ行ってきた。あらきまいさんを横浜ロック座で観るのは4回目となる。

 

 この横浜ロック座は、今はロック座を名乗っているが、かつては浜劇という劇場だったらしい。今ちょうど読んでいる「裏横浜」っていう本にも登場している。裏横浜 ――グレーな世界とその痕跡 (ちくま新書) https://amzn.asia/d/de1AZTm

 

 かなり狭めな劇場だが、女性優先席があったりして女性のお客さんにも配慮している。この横浜ロック座も、2018年夏から開始したストリップ観劇活動の初期の頃には訪問していて、他の劇場と同じく、いろんな思い出がある。狭い分、踊り子さんを至近距離から見上げるような感じで、音響も良く響いてとても迫力があって楽しい。でも、横浜ロック座で特に楽しいのが名物?のフィナーレで、なんだかとても和んで大好きだ。前回の時は、他の踊り子さんに弄られるあらきさんが見れたり、大爆笑したことを思い出した。ここの劇場は、外出などは自由にできるが、60分の時間制限があるから要注意。最寄り駅は京急日ノ出町駅になる。

 

 直近の新宿ニューアートや大和ミュージックで踊ってた作品やご本人の呟きから、今回の横浜では「My Engel」(ご本人の呟きより)が確実で、それ以外に2つぐらいを予想。「東京」「だてんしちゃん」のどちらかが見れそうかなと期待していた。この2つの新しい作品はあらきさんの世界観にぐっと幅を持たせたようなとても魅力的で直近の新しい作品。

 

 あらきさんはこの夏、3連投が2回あり、今回は後半の3連投の中の2連投目となる。東洋、川崎、新宿、大和、そして今回の横浜と「いろんな劇場✖️いろんな作品」が立て続けに観れて最高に嬉しい。これだけ多くの系列の劇場で観ることができる踊り子さんはあらきさんだけじゃないかな。

 

 いつもは電車で移動していたけど、大和が全部電車だったので、今回は気分転換に車で来てみた。最寄り駅は京急日ノ出町駅だが、JR桜木町駅または関内駅からも徒歩圏内で、ざっくりと桜木町駅関内駅と横浜ロック座を線で結んだ三角形の内側あたりが、かの有名な「伊勢佐木町ブルース」に歌われた伊勢佐木町界隈。横浜ロック座へは、時間に余裕があれば、桜木町または関内駅から歩いて行くと楽しい。

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この伊勢佐木町界隈は、古くからの横浜の繁華街で、誰でも知っている「みなとみらい地区」なんかよりも本当の横浜って感じで人間臭くて大好きな街だ。大人も楽しめるゲーム「龍が如く」シリーズ

https://twitter.com/ryugagotoku?s=21&t=-pglBZWqRaqN31iiLMad9w

の第7作「龍が如く7 光と闇の行方 」PS4 https://amzn.asia/d/4kgwiKg

の舞台にもなっている。外出時や終演後の街散策がとても楽しい。メジャーなチェーン店などではないが、地元の人たちに愛されている感じの渋いラーメン屋さんやイタリアンレストランなど、美味しい店もたくさんある。

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 今回の横浜ロック座は、かなり前からスケジュールを調整して狙いを定めていたので初日と2日目に行くことができた。初日に「My Angel」と「東京」2日目に「Passion」が見れた。

 

 「My Angel」は究極の癒しの作品で、前回の大和ミュージックの記事に書いたように、東洋ショー劇場の踊り子さんから踊り子さんへ引き継がれた作品で、あらきさんに引き継いだ先輩の踊り子さんが踊ってる姿もタイムスリップして見てみたいぐらい。その日の最終回とかに見れると1日を幸福オーラに包まれて終えることが出来る。

 

 この作品の中では、2曲目からの、あらきさんの元気で無邪気なかわいらしさを炸裂させたような振りのとこが一番好きで、いつも自然に手拍子をしたくなってしまう。このパートのあらきさんの笑顔がとても素敵で、この笑顔のファンと言っても過言ではない。

 

 衣装も引き継がれたものを使われているためか、Angelの天使の羽が自然に抜けるようで、前に池袋ミカド劇場でいただいたことがある。ぼくがもらった羽は「交通安全」のお守りということで、お陰様で、それ以来、無事故無違反を更新している「My Angel」は、かわいい天使が弓を何本も放ってくれるけど、踊りの最後に放ってくれる締めくくりの矢に、ついに命中してしまって歓喜

 

 もう一つの「東京」この作品は、直近のあらきさんの作品の中で、ぼくが一番ハマってるぐらい大好きな作品。数ヶ月前の東洋ショー劇場で初出し、その後の池袋ミカド劇場で、間近で何回も見てどんどん世界観とストーリー性、そして表現力に引き込まれてしまった。先週の大和ミュージックの前の週、新宿ニューアートでも観れた。この新宿ニューアートの週、あらきさんは、毎日、ランダムに数作品を踊っていて、これはつまり「劇場に行ってみるまで何が観れるか分からない」状態で、とても新鮮で楽しめた。

 

 ふらっと立ち寄って先入観なく色んな作品を観れるのが1番楽しい。活動初期の初心に返った感じ。予定を組んで休日を使い、開店から閉店まで、1日中劇場にいて、全部観ることが最高とは限らないなと思った。今回の横浜ロック座では、2日目は仕事帰りに向かったため、1回分しか見れないと覚悟していたら、上手く滑り込めて2回分見れた。しかもそれが「東京」だったから飛び上がるほど嬉しかった。

 

 そして「Passion」浅草ロック座生まれのこの作品は、セビーリャの春祭りがテーマだったはず。

https://news.arukikata.co.jp/column/event-season/Europe/Spain/SEVILLE/200_767775_1523364812.html

赤、白、黒のはっきりした色の衣装が色白のあらきさんの魅力を引き出す。笑わないあらきさんも最高にカッコいい。あらきさんの笑顔も好きだが、あらきさんの美しい白い肌も大好きだ。今回の横浜では、ロック座の紫っぽい踊り子さんの体を強く染め上げる感じの照明が、エロいだけじゃなく、体を立体的に美しく見せている効果があるんだなと感じた。ロック座生まれのこの作品とピッタリあってる。いつも書いてるけど、かわいいだけじゃなく、美人さんでもあるあらきさんだから、カッコいい系の作品が大好きだ。この作品では特に「フッ」て感じの男前な表情とか、細くて美しい指にもいつも見入ってしまう。お手本として、ぜひ普段の日常に取り入れたいと思う(笑)

 

 あらきさんは最近、3つの作品をさらっと当たり前のようにどの劇場でも踊っていて凄い。今年2022年の夏は、劇場のバラエティ✖️作品のバラエティが、ぼくが見てきた中で過去最高で、見応えがあってとても楽しい。次はいよいよホームの東洋ショー劇場。またいろいろと感想を書いてみたいと思う。